自遊会 〜自然と遊ぶ会〜

titleIcon 蓮華岳 2009年5月19日


日程 2009年5月19日
天気 晴れ
コースタイム 扇沢(6:30) - 大沢出合(7:30) - マヤクボ沢出合(8:30) - 針の木峠(9:30) - 蓮華岳(10:30)
滑り出し(11:30) - 扇沢(12:30)
立ち寄り湯 大町温泉 薬師の湯

扇沢〜蓮華大沢右俣

久々の平日の休み。天気予報を見ると晴れ予報がでている。家でじっとしているのも勿体ないので蓮華岳に行ってきた。去年から狙っていたルートで、針の木岳直下の斜面と同じ位の斜度がある。
久々にアルペン板を引っ張り出して扇沢へ向かう。平日だから駐車場とターミナルはガラガラで、扇沢にいる山屋もほとんどは針の木登山道へ消えていく。GWのアルペンルートの込みようが信じられないくらい静まりかえっている。 ルートも長いし、遅いと雪や石が落ちてきそうなので早朝に出発する。

アルペンルート脇の針ノ木登山道へ入り、途中から作業道伝いに林道を歩いていく。作業道には雪はなく、最終堤防を越えたところからスキーを履く。時間はまだ7時過ぎだがすでに日差しが強い。汗をかかないくらいのゆったりしたペースで登り上がること1時間、マヤクボ沢との出合に到着する。 今日は針ノ木へ行くグループは少なく、ほとんどがそのまま針ノ木峠へ登っていく。ここでアイゼンを履くか、シールのまま行くかで迷ったが雪もまだ締まっているのでそのままシールで登ることにした。斜度は急だがシールでも十分登れる斜度だ。
針ノ木峠に到着すると一気に視界が開ける。正面には、赤牛〜水晶岳が眺められる。北アルプス最深部にはまだまだ雪が豊富だ。
休憩もそこそこにして蓮華岳を目指す。ここからは板をザックに付けて夏道を歩いていく。今日の稜線は風も穏やかで、気持ちが良く縦走的な雰囲気が味わえる。大沢源頭からの蓮華岳山頂までは再び板を履き登っていく。山頂は細長く、碑から少し離れた位置に三角点がある。360度の展望を楽しみ写真を撮り山頂から滑りだす。
大沢源頭は中々の斜度がある。山頂から入ればそのまま沢筋に流れていけそうで、稜線を少し下ったところから入ると急斜面が続いている。急斜面は40度前後の斜度があり、きっちりスピードをコントロールしながら滑り降り行く。

山頂から針ノ木雪渓出合まで、標高差1100mの大滑走となる。さすが北アルプスだ。昼には下山し、大町の温泉で疲れを癒し帰宅した。

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