日程 | 2009年5月5日 |
天気 | 晴れのち曇り |
コースタイム | BC(6:30) - 剱沢小屋(9:30) - 剱御前小屋(10:00) - 一の越(12:00) 滑走開始(12:30) - 東一の越(13:30) - 黒部平(14:15) - 扇沢(15:30) |
立ち寄り湯 | 大町温泉 薬師の湯 |
最終日も天気は良い。今日はこれから剱沢を登り積めて一の越〜タンボ平の長〜いルートを行く。
朝6時にベースを出発する。4日ぶりの重い荷物が体に堪えるが、快晴の展望のおかげで対した苦にならない。剱御前小屋からは室堂一帯が見下ろせ「帰ってきたな」と感じる。
滑り出す直前に雷鳥が現れこちらに歩いてくる。威嚇しているのか、つがいを探しているのか、近づいても全く逃げない。まだ羽も真っ白だ。
雷鳥を見送り、沢をトラバース気味に一の越方面に向かう。
御山谷はすでに雪が少なく増水しているらしく、注意看板が立てある。今年はどこもかしこも小雪だ。
ここからは黒部平までの最後の滑りを楽しむ。タンボ平ではロープウェイのギャラリーの注目を浴び、モナカ雪に残った力を使っての意地のテレマーク姿勢で滑る。かなりハードな練習だ。
黒部平のロープウェイ乗り場はこれから室堂に上がる客で溢れている。下りの乗り継ぎは、山屋がバラけてしまうため観光客がほとんどで、アウェー感を感じる。まぁこれくらいの苦労は仕方ない。
扇沢に着くとすっかり下界の温かさだった。4日間、総勢9人の良い仲間と天気に恵まれて充実した山旅を楽しんだ。